おもて歯科医院|特別インタビュー

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おもて歯科医院

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おもて歯科医院 院長
表 茂稔 先生

歯学博士
日本顕微鏡歯科学会認定医
顕微鏡歯科ネットワークジャパン v-Super Dentist

  • はじめに
  • はじめに

千葉県浦安市でおもて歯科医院を開院し、日本顕微鏡歯科学会認定医としても幅広く活動されている、表茂稔先生にお話を伺いました。

患者さんにとって何がベストな治療方法なのかを模索していくなかで顕微鏡歯科治療に出会ったと表先生はおっしゃっています。
「顕微鏡歯科とは?」
「患者さんに対しての心がけとは?」
「歯科診療について」

今回のインタビューを通じ、表先生が考える歯科診療を教えていただきました。

  • 経歴
  • 経歴

1995年 日本大学松戸歯学部 卒業
1999年 同大学院 卒業
2007年 おもて歯科医院 開院

  • おもて歯科医院を開院されてから何年目になりますか?
  • おもて歯科医院を開院されてから何年目になりますか?

開院から10年が経ち、皆さまのおかげで11年目を迎えることができました。

  • クリニックの雰囲気作りで気にかけている点を教えてください
  • クリニックの雰囲気作りで気にかけている点を教えてください

歯科治療において痛いというのは大人でも子供でも嫌なことです。
・痛くない
・リラックスできる
これらを提供するのは前提ですが、アットホームな雰囲気をもった空間にすることも同時に心がけています。
「歯科治療は痛い」
「歯医者は怖い場所」とイメージしている人が多くいると思います。
「歯医者に行かなくてはいけない」というような気構えを患者さんのために和らげられるようにしていきたいと常に考えています。

  • おもて歯科医院を開院する前はどんな経歴を歩まれてきましたか?
  • おもて歯科医院を開院する前はどんな経歴を歩まれてきましたか?

以前はある企業さんの歯科診療室で勤務医として働いていました。
その後、この浦安の地におもて歯科医院を開院しました。
当時は通常の歯科診療をメインに行なっていました。
現在行なっている「顕微鏡歯科治療」ではなく、患者さんの口の中を裸眼でみて診療をする一般的な診療方法です。
今の顕微鏡治療をするようになったのは当院を開院してからになります。
多くの方は顕微鏡歯科治療を知らないで来院していただくことも多いです。
そのなかで顕微鏡歯科治療を知ってもらい、患者さん自身にもよいものと感じていただくことは非常に大切だと感じております。
最初は顕微鏡歯科治療というものに対してのハードルを低くし、来院しやすい環境をつくることが重要だと感じています。

  • 貴院にはどんな症状の患者さんがいらっしゃいますか?
  • 貴院にはどんな症状の患者さんがいらっしゃいますか?

当院には虫歯の患者さんを含め、色々な症状の患者さんが来院します。
虫歯も必ず症状がでるわけではなく、気づかない間に進行していることも多くあります。
顕微鏡歯科治療を通じ、自覚症状がないものを見つけて治療にあたることも多くあります。
もちろん定期検診として来院していただく患者さんも多くいらっしゃいます。

  • 診療のときに気にかけている点を教えてください。
  • 診療のときに気にかけている点を教えてください。

人は千差万別であり、患者さんによって求めているものが全然違います。
患者さんと会話のキャッチボールをしていくなかで患者さんが何を感じ、どういった歯科治療を求めているのかを常に意識しながら診療しています。
そのなかで患者さんにあった方法がどんな治療なのかを模索し、患者さんに治療の道筋をご提案できるように心がけています。

  • 顕微鏡歯科治療について教えてください。
  • 顕微鏡歯科治療について教えてください。

歯の治療は手探りで治療していると知ったら皆さんは驚きますか?
虫歯の取り残しや見落とし、根の治療がうまくいっていない原因が「見えていない」ことによるものだとしたら納得できますか?
口の中は暗く、歯は小さく見えない部分が非常に多いです。
そのような過酷な環境で威力を発揮するのが顕微鏡歯科治療なのです。
顕微鏡は暗い口の中を明るい光で照らし、小さなものを大きく拡大します。
また、治療の内容を動画で記録できるため、患者さんと歯科医師の信頼関係が深まります。

  • 顕微鏡歯科で治療できる症状はどんなものがありますか?
  • 顕微鏡歯科で治療できる症状はどんなものがありますか?

虫歯の治療、根の治療、歯周病治療、冠を被せる治療、親知らずの抜歯など全ての症状において対応可能です。

  • 顕微鏡歯科治療を選んだ理由はなんですか?
  • 顕微鏡歯科治療を選んだ理由はなんですか?

もし自分が患者の立場になったとき、または家族が歯科治療が必要になったときにどのような治療が最善の方法なのかを考えていました。
そのなかで「顕微鏡歯科治療」という方法にたどり着きました。
ご自身の口の中というのはなかなか知ることができません。
自分の口の中がどのような現状なのかを知ることはたいへん重要なことです。
そして、洗練された治療をしていくうえで顕微鏡歯科治療というのは患者さんにとって最前の方法だと思っています。

  • 顕微鏡歯科治療の強みはなんですか?
  • 顕微鏡歯科治療の強みはなんですか?

口の中を裸眼で診療するのが以前は通例だったかもしれませんが、やはりそこには限界があったように感じます。
従来の診療方法では「見えない部分」というのがたくさんありました。
顕微鏡歯科治療をやるようになってわかったのは、裸眼での診療ではどうしても症状の見落はもちろん、詰め物に隙間があったり、虫歯などの再発の可能性を残してしまうことが多いという事実でした。
正確かつ裸眼ではなかなか難しいとされる細部までの治療が可能になる点というのは、顕微鏡歯科治療においての最大の強みだと思っています。

  • 顕微鏡歯科治療のメリットとは?
  • 顕微鏡歯科治療のメリットとは?

他院で治らなかったり抜歯を宣告された歯を助けることができるかもしれません。
ご自身の口の中を動画で見ることができるので、健康への意識が高まります。
例えば、親知らずの抜歯のほとんどが痛みや腫れもなく行うことができます。
これは顕微鏡を使うことにより最小限の侵襲で抜歯をすることができるからです。
患者さんから痛みや腫れがほとんどないとのでたいへん喜ばれております。

  • 顕微鏡歯科治療のデメリットとは?
  • 顕微鏡歯科治療のデメリットとは?

治療でのデメリットは思いつきませんが、自由診療なので治療費がいくらか高いことです。
しかし、歯を失わずに済むならたいへん価値のあるものだと思います。
患者さん個人の価値観は様々なのでデメリットも人によって違うのかもしれません。

  • 表先生が所属している「顕微鏡歯科ネットワークジャパン」について教えてください。
  • 表先生が所属している「顕微鏡歯科ネットワークジャパン」について教えてください。

現在顕微鏡を「購入」している歯科医院は増えてきていますが、「使えている」歯科医院はたいへん少ないようです。
顕微鏡歯科ネットワークジャパンの入会審査は、治療の記録をノーカットで提出してもらい審査します。
自分の治療を一部始終他人にさらけ出す経験をした歯科医師はほとんどいないのではないでしょうか。
このような高いハードルを設けている団体は他にはありませんし、顕微鏡歯科治療をリードするメンバーが集っている団体でもあります。

  • 歯科に対して「痛い」「怖い」などのイメージを抱く患者さんはたくさんいると思います。そういったネガティブなイメージを変えていくためにはどのような対策が必要だと思いますか?
  • 歯科に対して「痛い」「怖い」などのイメージを抱く患者さんはたくさんいると思います。そういったネガティブなイメージを変えていくためにはどのような対策が必要だと思いますか?

医療には優しさや気配りは必須だと思っています。
当院で患者さんからよく言われる言葉は、
「最近の麻酔は全く痛くないんですね」
「親知らずの抜歯は全然痛みや腫れがないんですね」などの言葉です。
麻酔も抜歯も他の歯医者と同じ機材を使っています。
違いはもしかしたら配慮や顕微鏡くらいなのでしょうか。
「無痛」とまではいきませんが、かなり痛みを軽減することはできるのではないかと思っています。
対策としては「歯科医院選び」ということになると思います。

  • 定期検診をしないことで患者さんにはどんな弊害が起こりますか?
  • 定期検診をしないことで患者さんにはどんな弊害が起こりますか?

口の中の病気はほとんどが慢性疾患なので症状があまりありません。
気づいたときには手遅れということも多いと思います。
長寿社会に突入している今、人生を楽しむなら口の健康はとても大事なことです。

  • 定期検診をすることでどんなメリットがありますか?
  • 定期検診をすることでどんなメリットがありますか?

口の健康に関心を持ち続けることで生活の質を高めることができます。
最近では歯周病と様々な病気との関連が報告されています。
口は体の中の入り口です。
定期検診をすることで健康増進できるのではないでしょうか。

  • 定期検診において特に意識が高いとされる、スウェーデンとアメリカ。受診率は共に70%以上と高い数値を記録しています。日本では10%未満という結果となっていますが、定期検診の受診率をあげるためにはどんな取り組みが必要だと思いますか?
  • 定期検診において特に意識が高いとされる、スウェーデンとアメリカ。受診率は共に70%以上と高い数値を記録しています。日本では10%未満という結果となっていますが、定期検診の受診率をあげるためにはどんな取り組みが必要だと思いますか?

この問題はたいへん複雑で難しい部分だと思います。
まず、定期検診は保険診療には含まれておりません。
これはその国の医療制度とも深く関わっていますので、ただ外国と比較しただけでは真相は見えてきません。
健康に投資するという価値観を皆さんに持ってもらうため、当院では顕微鏡歯科治療を積極的に行なっています。

  • 今後の歯科診療において表先生がやっていきたいこと、実現していきたいことはありますか?
  • 今後の歯科診療において表先生がやっていきたいこと、実現していきたいことはありますか?

人の価値観は多種多様です。
日本は特に「全員一律」で考えがちな国だと思います。
歯科医療に関しても皆さんの希望は様々です。
保険診療はなくてはならないものですが、全員一律の最たるものです。
グローバルな社会になっており、海外で活躍する人も多くなっていますが、我が国の総理大臣まで歯が後進国並みでとても残念に思います。
患者さんも歯科医師も保険の呪縛にとらわれず、もっと柔軟な歯科医療になれればいいなと思っています。

  • 最後に患者さんへのメッセージをお願いします。
  • 最後に患者さんへのメッセージをお願いします。

日本は長寿社会です。
ご老人のなかで歯が健康である方は決して多くありません。
これからの長寿社会に向けて「歯が健康だ」ということは生活の質をあげることでもあります。
また、「老化の始まりは口から始まる」ともいわれています。
お口の健康状態を知るためにも、顕微鏡歯科治療を一度受けてみてはいかがでしょうか。

おもて歯科医院 院長
表 茂稔